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大地讃頌

 「原爆 歌」を検索していて「大地讃頌」が出てきて!あわてました。 合唱コンクールを通して、国民歌に近い状態にあるにもかかわらず、どういう歌か語られることはなかったようです。作曲者の大木惇夫さんが戦争中に戦争協力の作品を多く作ったという事情が影響しているのかも知れません。


■作詞者大木惇夫の「このカンタータ」へのコメント(要旨)

 偉大なる創造主があって天地は創られ、人間が創られ、人類は大地の上に棲息することとなった。個々の人間は、生まれて死ぬ。・・・50年か100年の短い生命を地上に保って燃焼する。エジプト最古の詩をここに引例するまでもなく「土より出でて土に帰る」運命にある。これが厳たる自然の摂理である。

 ところで、人類は、太古から互いに戦ってやまない。世界の歴史は一面、戦争の歴史であり、しばしば大地は血塗られ汚された。しかも現代は人類相互の憎悪がその極に達し、核爆の脅威によって、われわれは最悪の時至れば世界の絶滅という不安に晒されている。何たることであろうか。「旧約聖書」は「はじめに道(ことば)あり」の一句に始まっている。道はロゴスであり、ロゴスは言葉である意味が寄せられているのである。詩に依って立つ私は、ロゴスたる言葉を以って人の世に参じ、人の世に何がしかの寄興を心がける者であるが、現代地上の不信にして凄惨なる現実の諸相は、あまりにも心を傷ましめる。創造主が懸けわたした大空の下に、美しい敷物のごとく敷きのべた大地、その本来の大自然を思う時、大地回掃の悲願は、惻々として胸を突き上げる。物質万能の現世に、言葉による精神の吐露は力弱いであろうが、これを音楽に託し、せめて心ある人々に訴えようとして、このカンタータ「大地讃頌」を制作した次第である。

第三楽章: 死の灰                            第一楽章

 世界は絶えて 滅ぶかと                        第二楽章
 生きとし生けるもの皆の
 悲しみの極まるところ                         第三楽章
 死の灰の 恐れは続く
 文明の不安よ 科学の恥辱よ 人知の愚かさよ
 ヒロシマの また長崎の
 地の下に泣く いけにえの 霊を偲べば
 日月は 雲におおわれ
 心は 冥府(よみ)の路をさまよう

第六楽章: 地上の祈り

 美しい山河(やまかわ)を見て
 美しい花を見て
 大地の心を信じよう
 恩寵(おんちょう)を 自然に享(う)けて
 感謝しよう
 ああ 戦争の狂気をば 鎮(しず)めたまえ
 剣の乱れ 爆弾の恐れを さけたまえ
 天意にそむく 動乱をおさめたまえ
 ああ 戦争の狂気をば鎮(しず)めたまえ
 地の上に 花咲く限り
 よろこんで日ごと営(いとな)み
 悲しみも耐えて生きよう
 ああ 栄光よ
 ああ 地の上に平和あれ

第七楽章: 大地讃頌

 母なる大地の ふところに
 われら人の子の 喜びはある

 大地を愛せよ 大地に生きる 人の子ら
 その立つ土に感謝せよ
 平和な大地を 静かな大地を

 大地をほめよ たたえよ土を
 恩寵の豊かな 豊かな大地  
 われら人の子の 大地をほめよ
 讃えよ 土を 母なる大地を
 讃えよ ほめよ 讃えよ土を

 母なる大地を ああ
 讃えよ大地を ああ

                                    中学生学年合唱www.youtube.com/watch       
 
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