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原発事故報道について

 「すぐさま問題にはならない」とか「風評被害」とか・・事故の現状を深刻に考えるのが罪であるかのような論調が初めには多かった。私のような素人でも「チェルノブイリ」に近い状態になるのは想像がついた。 原発が冷却も出来ない・・と言う事が何を生むのか・・再臨界の可能性が高い・・・これは論理的にはそうなるのであって、常識的はそうなると言う事である。・・・例えて言えば政府の言い方は、人体に癌が出来たが、今のところ命に別状はない・・・と言っているようなものだろう。・・・患者が生きる気力を無くすから「告知しない」という理屈とまったく同じだろうと思う。
 
 この福島原発の設計とノウハウがアメリカのGE社のものだったという事も、なかなか報道はされなかった。広瀬氏の本は・・・想定外ではなく、全てが想定の範囲のことであった事を示している。・・・・・こういう不幸なシミュレーションをしないという悪い体質は、日本の伝統みたいなものかも知れない。太平洋戦争で日本の航空産業が・・・大型のエンジンを開発することができずに・・軽量化と人命軽視の戦術で、どんどん袋小路に追いやられていく・・・こういう玉砕というような合理性を欠く行動形態が被害を甚大にした・・・この時と同じ事を犯しているのだと言うことを感じている。 つまり自分自身をすら騙しているから・・正常な判断が出来なくなっている・・と言えるかも知れない。

 震災と原発事故があぶりだしたのが「国家」とは何かという事だろう。一民間企業が国土を汚染し、生活を奪うのは許されるのか。国家の後ろ盾のない多国籍企業というのはあり得るのか・・最初からそんなものは無かったのだろう。・・・そうした日々の幻想を打ち壊してしまったように思う。昔 学生運動がさかんだった時「この国をつくったのは俺たちだ」という歌を知ったが・・・今、この国をつくろうとしているのは、一人一人の額に汗した労働であって・・株でも金融でもない・・という事を示しているように思う。


 

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