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ゴヤ展

フランシスコ・ゴヤ1746年3月30日 - 1828年4月16日) スペインの画家
Goya_Maja_ubrana2.jpg

西洋美術館でゴヤ展を見てきました。・・・ゴヤは語りにくい画家です。ゴヤは何を考えていたのか正直わかりません。
何をしたかは良くわかるのに。最晩年の黒い絵・・は何が書きたいのか・・読み解く事が私には出来ていません。

ただ今回見せてもらって、ゴヤはロココ美術から出発しているという事でした。主催者もその辺が狙いだったのでしょう。
このブログで(現在の問題として)取り上げた・・・・・「サロン的人間関係」に関して、・・・・フランスの画家とは違って批判的眼を持って描いている・・・・

 そこが新鮮でした。「奴隷の言葉」という言い方があります。ハッキリと言いたいことはあるのだけど、諸事情で言えない。そうした場合文学ではなかなか表現できませんが、絵画は図像に微妙な表現をのせることが出来る・・・余り宮廷画家として恵まれてなかったゴヤはそうした悪条件の中で「隠喩・暗喩」とでも言った方法を編み出して言ったように思います。
(たとえば版画で、娘を男に高く売りつけようとする母親?が書かれていますが・・それが売春の図なのか、一般の結婚に伴う風刺なのか・・・絵は、そのどちらかもありだ・・・と言ってるように思います。こんな事を、言葉に出したら終わりでしょう)

たまたま先日、16世紀のスペインで書かれた本を見つけた・・そこにはこう書かれていた「島には300万人がいた・・今はわずか200人」スペイン人たちが絶滅させた・・・これを書いたにはラス・カサスというスペイン人の司教。今で言えば内部告発という事になる。岩波文庫で200ページの本だが、この一行で読む気が失せた。・・・ラテンアメリカの近代美術が頭に浮かんだ。

ゴヤは18世紀の人・・・ラテンアメリカの虐殺とつながるのかは不明だが・・・当時のスペインもひどい状態だったようだ。悪条件の中で、表現を生み出して行ったゴヤの天才性に驚く。今まで初期の作品を良く思ってなかったのだが・・・頼まれ仕事の中で、自分の手法を見つけ出して行くその粘りと努力に・・姿勢を正さなければならない。今の若者達が、非正規雇用の中でも自分を見つけ出して行っているように・・・・。

今、鎌倉でベンシャーン展が開催されている。本当はそちらに行こうかと思っていたのだけども、昨日のホキ美術館を見て、ゴヤに方向を変えた・・・写実ってなんだろうか・・と思ったからだ。
3・11以降の日本 今まで見えてなかった妖怪がぞろぞろ出てきたように見える。 武器をうりたい・・原子力をうりたい・・・地震学考古学?では 2000年前にとてつもない巨大津波があった事が明らかになった。(NHKで放映・土佐大学の研究) それを前提にすれば日本に原発など作れるはずはない・・また想定外にするのだろうか?

  ネットから引用

『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 【著】ラス・カサス岩波文庫
コロンブスがアメリカ大陸を再発見した後に、スペイン人たちによるネイティブアメリカンの大量虐殺を行った事実は有名である。
 本書は、その行いをスペイン人の立場から、事実をありのままにまとめたものとして、極めて貴重な歴史的資料である。
 著者は、キリスト教宣教師として50年以上もキューバでの布教活動を行ったラスカサス。彼がその目で見た、ネイティブアメリカンに対する虐殺行為を広く世に訴える形の報告書となっている。
 1400~1600年当時の中世ヨーロッパでは、公開処刑や拷問がごく当たり前のように行われていた時代である。現代人からすれば戦慄を覚えるような行為も、ある程度寛容される傾向があった時代であった。
 しかしながら本書に書かれた記述は、そういった当時の風潮を鑑みても常軌を逸した狂気的な虐殺といわねばならない。
 鉄球に縛り付けた上で、下からとろ火で何日もあぶり続ける、赤ん坊の足を持って岩に頭を叩きつける、誰が一刀で体を二つに切断できるか賭けをする・・・。その結果1500万人以上のネイティブアメリカンが殺された。
 こうした行為が、何一つ正当な理由なく行われたというラスカサス自身の言葉は、非常に衝撃的である。
 人が異なる文化に出会ったときに受ける一種の違和感とそれに対する不安、漠漠とした感に始まり、次第に抑制の箍が外れて大虐殺にいたるという解釈だけでは説明できない現象がここには記されている。

  
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