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教育AOへのヒント

生活指導の研究者、竹内常一教授の初期論文で知ったのが野村芳兵衛でした。私は今、その本をなくしてしまって探しているのですが見つかりません。私の記憶と今、手に入るデーターから書いて見たいと思います。

 野村芳兵衛 のむら-よしべえ
1896-1986大正-昭和時代の教育者。明治29年3月26日生まれ。大正13年東京の池袋児童の村小学校の教師となる。昭和4年「綴方(つづりかた)生活」,10年「生活学校」を刊行して生活教育運動を推進した。野村 芳兵衛(のむら よしべえ)家は浄土真宗で特に親鸞に信仰しており、これは野村の精神形成に大きな影響を残した。(ネットから)

 私は「文化祭は妄想だ」と言い続けていますが・・・「ここに今はないもの」を実現するには、妄想というような心の働きをたよりにするしかありません。・・(この辺は論理でも理論でもなく、経験則です・・文化祭にはテーマやテーマソングが必要・・・と同じにです)

 野村さんの発想には親鸞の「自然法爾」があるようです。自然界の必然、人間界の必然と言ったら少し違うのでしょうが天然自然の恵みが貫くもの・・・つまり、教師が指示命令するのではなく・生徒達・学校・教師という集団がたどり着く(生み出す)ものを大切にするということです。教師もそうした流れの中の一つの駒という発想です。 
 偉い人の命令ではなく、集団や学校という共同体に絶対の信頼を置くという考え方は、当時斬新であっただけでなく今でも珍しい考え方でしょう。

 幸いなことに私たちは、去年の我がクラスという、事例を経験することが出来ました。生徒達の絶妙な相互関係が何を生み出したか・・・言葉では表現出来なくて困っていますが・・珍しい教室を生み出しました。一人一人のある意味のわがままと、みんなへの心遣いさえあればそこは天国になりうることを実証したように思っています。・・・この地点から教師を始めたかった・・・老年になってしまった教師の思いです。

 上のネット資料に「生活綴り方」ということが書いてあります。今でいう「作文教育」ですが、自分たちの生活に根ざして・・という事で単なる「作文の技術」ではありません。昔の子供達の生活には、動物の世話から農作業、小さい妹・弟たちの世話まで多様な労働が組み込まれていました。千葉の海辺で言うと、午前3時から舟に乗って漁業の手伝いをしていた小学生がいましたし、木工所の子供は中学を出る段階で「売り物になる家具」をつくる事が出来ました。・・・・こういう地域にある土台から教育を組み立てて行くという発想です。

 美術でも、毎日の牛の世話からすばらしい「牛の絵」が生まれたりしましたし、そうした事が映画化されたりしました。版画家の池田満寿夫さんもそうした「生活版画」の流れの中から生まれた作家のようです。

 どうでしょう・・・理論というより・・身近な所からのAO・・ヒントになれれば幸いです。



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